1970年生まれ。結婚を機に帰省し、メーカーへ入社。平社員で入社して9年で取締役(平→課長→次長→部長→常務→専務)/激動の時代を生き抜く、人としての器を広げるための情報をXで発信中!/成功論/リーダー論/心のスキルアップ/コミュニケーション術/趣味:ピアノ・筋トレ・サウナ・愛犬ヾ(・ω・*)なでなで
信頼を一瞬で失う「失言」をなくす!原因である性格と価値観を改善する具体策
これまで積み上げてきた功績や信頼も、失言一つで一瞬にして崩れ去ってしまうことがあります。この信頼失墜の大きな要因となるのが、発言の「根本」にある性格と価値観です。ここでは、失言を防ぎ、周囲に好印象を与え続けるための具体的な改善策をご紹介します。
1. ポジティブな「性格」が好感度を高める
失言が生まれる原因はさまざまですが、土台にあるのはその人の性格です。
ポジティブな性格で、他者に対して積極的に関心を寄せられる人は、自然と良い印象を与えます。
ポジティブな反応の例
例えば、相手の「先週の日曜日は●●に行きました」という言葉に対し、
- ネガティブで無関心な反応:「ふ~ん」などと愛想なく返す
- ポジティブで関心を示す反応:「へぇ~いいね。楽しかった?」と明るく返す
後者のように共感や興味を示す人は、発言全体が好意的に受け取られます。失言を防ぐ第一歩は、この前向きな姿勢と積極的な傾聴です。
性格は後天的に形成されるものです。大人になってからも、物事や人に対してポジティブに捉える癖付けから始めることで、コミュニケーション能力と信頼感を高めることができます。
2. 「価値観のアップデート」で偏見による失言を根絶する
ポジティブな性格で良い印象を与えられる人でも、見識の狭さや偏見があれば、思わぬ失言をしてしまう危険性があります。これが、失言のもう一つの大きな原因である価値観です。
多様性が求められる現代において、道徳的な観念を見直すことが極めて重要です。具体的には、
- 男女、人種、年齢に優劣はないこと。
- 社会や組織における役職の上下に関わらず、人としては対等であること。
これらの倫理観が備わっていれば、「女のくせに」「平社員の分際で」といった差別的な失言はありえません。こうした発言をしてしまう人は、自分自身の偏見に気づいていない可能性が高いのです。
価値観を客観視し、失言を予防する習慣
偏見による失言を防ぎ、多角的な視点を持つためには、日頃から以下の行動を心がけましょう。
- 立場の違う人と積極的にコミュニケーションを図る。
- 異なる価値観を知る努力をする。
- 自分の価値観を客観視し、内省を繰り返す。
特に年齢や立場が上になるほど、考え方が保守的になりがちです。新しい時代の考え方や、若い世代の価値観を積極的に学ぼうとする意識的な努力が、失言予防に直結します。
3. ポジティブな意志を持った「適切な自己主張」
性格がポジティブで、道徳観念も心得ている人であれば、必要以上に非難を恐れる必要はありません。
正しい言葉を選び、過激すぎない表現であれば、ある程度強く自分の意見を主張することも大切です。非難を恐れて発言を控えたり、表現を曖昧にしすぎたりすると、意見が伝わりにくくなるからです。
ポジティブな意図と道徳観念を備え、強い意志を持って建設的な主張をすること。これが、失言を避けつつ、相手に対してさらなる信頼感を与えることにつながります。
【この記事のまとめ】失言を防ぎ信頼を築く3つのステップ
- 性格改善:ポジティブな関心と共感を持ち、良い印象を与える。
- 価値観のアップデート:多様性を理解し、偏見をなくすための学習と交流を続ける。
- 適切な主張:倫理観に基づき、強い意志をもって建設的に発言する。
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